海外移住先ランキング2019!アジア人気10カ国

最近では、このような情報が日本のメディアでは良く取り上げられている。

年金でもリッチに暮らせる移住先

また「海外で暮らす日本人特集」などの番組も多く、若年層からリタイアメント層まで海外移住者も年々増加傾向にあります。

特にアジアは、欧米などに比べると国民文化は日本と近く、親日国家も多いのが特徴であります。また短時間のフライトとアクセスもしやすいので、気軽に観光で行ったことがきっかけで移住を決めた方も少なくないはずです。

実際に海外に移住するとなると、まずどの国が良いのか、またその国で長期滞在する際のビザはどのように取得するのか、実際現地に日本人はどのくらい住んでいるのかなど。

海外に住む日本人の数は?

2017年10月現在の総数は、135万1,970人。そしてなんと過去最多数。なかでもアジア圏上位10カ国に移住する日本人は、35万730人。海外に住む日本人の約26%はアジア圏に移住していることがわかります。

海外に進出する日系企業の数は?

2017年10月現在の進出総数は、7万5,531社。なかでもアジア圏内への進出率は約70%の5万2,860拠点。韓国を除いた日本人移住者のアジア圏上位10カ国が、日系企業進出数70%のほとんどを占めていることがわかります。

海外移住先を決める一つのきっかけにもなるように、実際に馴染みがあるアジア各国をランキング順にご紹介していきます。

【アジア圏】海外移住先ランキング10

⑩インド/8,902人(永住者:295人)

中国に続く経済ともいわれ世界中から注目を浴びているインド。

観光に行くにもハードルが高いイメージがあるインドですが、インドに行きたいという女性も少なくはないイメージがあります。衛生面や治安を除くと、生活コストが安くかつ英語も話せるので、興味をひかれる方も多い国です。

中国の次はインド

国別ランキング:第18位

在留邦人主要エリア:ニューデリー

在留邦人数:9,197人(国別23位)

過去5年間の増減数:1,249人(16% UP)

日系企業拠点数:4,805拠点(国別3位)

過去5年間の増減数:2,295拠点(91% UP)

主な進出別業種:製造業、金融業、保険業

⑨フィリピン/1万1,147人(永住者:5,423人)

海外への移住先として一番不安に思うことの一つは現地の言葉です。英語が公用語としても使われるフィリピンは、語学留学先としての人気も高く、またアジア圏で英語が使えるのは大きなメリットであります。親切で楽観的なイメージのフィリピン人は、人間関係が楽だと感じる人も少なくないはずです。

フィリピン、経済成長率6%台後半に

国別ランキング:第15位

在留邦人主要エリア:マニラ

在留邦人数:1万6,570人(国別17位)

過去5年間の増減数:-1,937人(15% DOWN)

日系企業拠点数:1,502拠点(国別8位)

過去5年間の増減数:242拠点(19% UP)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業

フィリピンは、5万ドル(約500万円)を預金として預ければ、35歳からリタイアメントビザの取得が可能となります。(ただし、別途申請料(1,400ドル)や年会費(360ドル)がかかります。)

この年代からリタイアメントビザが取得できる国はめずらしいですね。

⑧ベトナム/1万7,024人(永住者:242人)

社会主義国のベトナムは、なんといっても街並みが綺麗。他の東南アジア特有の街の臭いや雑多がほとんどなく、フランスとアメリカの占領時代の影響なのか洋風で立派な建物が多いです。

ベトナム経済成長率7%増

国別ランキング:第14位

在留邦人主要エリア:ホーチミン

在留邦人数:1万7,266人(国別16位)

過去5年間の増減数:4,898人(40% UP)

日系企業拠点数:1,816拠点(国別6位)

過去5年間の増減数:507拠点(39% UP)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業

アジア圏で過去5年間の移住者数増加率はなんとベトナムが第1位。それも驚異の40%増です。

⑦台湾/1万8,354人(永住者:2,700人)

親日国でも有名な台湾は、治安も良く日本人にとって移住しやすい国です。また昔の日本の統治時代の影響で、日本語を話せる年配の方も多数います。

また沖縄・那覇発のLCC直行便では、破格の1万円台で往復もできます。

台湾GDP2.69%成長

全世界ランキング:第13位

在留邦人主要エリア:台北

在留邦人数:2万1,054人(国別13位)

過去5年間の増減数:3,300人(22% UP)

日系企業拠点数:1,179拠点(国別12位)

過去5年間の増減数:60拠点(5% UP)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業

⑥インドネシア/1万8,580人(永住社:1,137人)

世界第4位の人口を持つ親日国のインドネシア。特にバリ島はリゾート観光地としても人気が高い島の一つです。

通貨安が力の源泉

国別ランキング:第12位

在留邦人主要エリア:ジャカルタ

在留邦人数:1万9,717人(国別14位)

過去5年間の増減数:6,760人(21% UP)

日系企業拠点数:1,911拠点(国別5位)

過去5年間の増減数:473拠点(33% UP)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業

55歳以上は長期滞在ビザが取得でき、生活費として2,500ドル以上の支払い能力があり、指定エリアで3万5,000 ドル以上の物件購入もしくは月額賃料1,000ドル以上の物件の賃貸が必要です。その他取得条件がございます。

⑤マレーシア/2万2,718人(永住者:1,693人)

マレー系、インド系、中華系と異国文化を持つマレーシア。英語も比較的通じやすく、連続で日本人の住みたい国ナンバー1にも輝いています。

マレーシア経済政策はどうなるか?

国別ランキング:第11位

在留邦人主要エリア:クアラルンプール

在留邦人数:2万4,411人(国別12位)

過去5年間の増減数:3,005人(15% UP)

日系企業拠点数:1,295拠点(国別9位)

過去5年間の増減数:-95拠点(7% DOWN)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業

長期ビザ(1回につき10年間滞在可能)は年齢制限はなしですが、条件のハードルが高いです。取得条件は、50万リンギット(約1,340万円)以上の資産証明と月1万リンギット(約27万円)以上の収入証明が必要です。また、仮承認後に現地の銀行に30万リンギット(約800万円)以上の定期預金が必要。

アジア圏の中でも唯一日系企業拠点数が減った国がマレーシア。

④韓国/2万7,821人(永住者:1万1,957人)

今や日本ではK-POPや韓国料理など、身近な存在になりつつある韓国。

韓国、今後の経済は?

国別ランキング:第9位

在留邦人主要エリア:ソウル

在留邦人数:3万9,778人(国別10位)

過去5年間の増減数:-2,084人(7% DOWN)

日系企業拠点数:945拠点(国別14位)

過去5年間の増減数:286拠点(43% UP)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業

③シンガポール/3万3,834人(永住者:2,589人)

国土面積は東京23区とほぼ同じといわれる人口密度世界第2位の国です。英語も公用語となり多言語、多国籍国家でもあります。また低い法人税率に加えキャピタルゲイン非課税などの優遇税制措置が行われております。

政治の安定やインフラの安定性、国民全体水準の高さはビジネスをやられる方においてもメリットが多い国であることがわかります。

シンガポール、先進国の罠

国別ランキング:第8位

在留邦人数:3万6,423人(国別11位)

過去5年間の増減数:4,648人(16% UP)

日系企業拠点数:1,199拠点(国別10位)

過去5年間の増減数:438拠点(58% UP)

②タイ/7万1,255人(永住者:1,499人)

過去5年間の増加数はアジア圏ではなんとタイが第1位。この5年間での移住者数は1万人超え。また同期間での日系企業進出数もアジア圏トップを占めているのもなんとタイ。

「微笑みの国」とも言われるタイは、仏教国ともあり親日で穏やかな国民性はとても親しみやすく、日本大使館へ在留届を提出していない方も数えると約10万人もの日本人在住者がいると言われております。まさに1つの日本街でもあります。

19年も景気・通貨安定

国別ランキング:第3位

在留邦人主要エリア:バンコク

在留邦人数:7万2,754人(国別4位)

過去5年間の増減数:1万3,112人(23% UP)

日系企業拠点数:3,925拠点(国別4位)

過去5年間の増減数:2,345拠点(148% UP)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業、サービス業

50歳以上で80万バーツ以上(約240万円以上)の預金があればリタイアメントビザも取得でき、長期滞在も可能になります。(但し一定条件があります)

リタイアメントで一番気になる医療も発展しており、日本人在住者が多いエリアには日本人対応病院も数カ所ございます。

①中国/12万1,095人(永住者:3,067人)

全世界でもアメリカに次いで、日本人の移住先第2位の中国。過去5年間で在留邦人数は減少しているものの、他国に比べても数は圧倒的に多いのが特徴です。

中国経済急減速!

国別ランキング:第2位

在留邦人主要エリア:上海

在留邦人数:12万4,162人(国別2位)

過去5年間の増減数:-1万1,148人(9% DOWN)

日系企業拠点数:3万2,349拠点(国別1位)

過去5年間の増減数:688拠点(2% UP)

主な進出別業種:製造業、卸売業、小売業、サービス業

 

いかがでしたか?

海外移住をする前にまずは、事前調査が必要です。今や情報収拾はネットで検索すればすぐ取得できます。

移住前に観光がてら何度か足を運び実際に現地でリアルを見る。

これは一番大事かなと思います。

また我々が常識だ!と思っていることでも、国によっては非常識であったりします。ですので、その国の文化とまずは現地人を知る。これもとても大事なことです。

日本だけに止まらず一歩外に出て見る。視野も広くなれば人生はもっと楽しくなります。

出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000043.html



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